● 動作条件・よくある質問

1.Perlのバージョンは何でも動作しますか?
Perl 5.00503以上での動作を確認しています。

2. WindowsサーバでもUnix系サーバでも動作しますか?
はい、動作します。ただし、「サーバサイドSHTML for Perl/CGI」はHTMLソース難読化用Perlライブラリです。難読化しかできません。右クリック禁止・印刷禁止・PrintScreenキー対策などのプロテクトコードの作成には、弊社の姉妹商品である「SHTML」(Windows98/98SE/2000/ME/XP/Vistaで動作。「サーバサイドSHTML」購入者は、追加費用不要でご利用いただけます。)を使用していただく必要がありますので、その点はご注意ください。(MacやLinux端末しか持たれていないという方はサポートにご相談ください(関連質問)。

3.動作に必要な外部モジュールなどはありますか?
Perl 5.8未満をご利用の場合のみ、Jcode.pm及びMIME::Base64が必要です。

4.どんなブラウザでも動作しますか?
Windows版IE5以上(SleipnirやLunascapeを含む)、Firefox 1.0以上、Netscape 7.02以上、Opera 7.54以上、Windows版Safari、Google Chrome、Mac・Safari、Mac版IE5以上で動作しますので、ほぼ全てのブラウザで動作すると考えていただいて問題ありません。

Linuxにつきましては、Firefoxの場合、Windows版とMac版とほぼ同じ挙動であると思われますので、大丈夫だとは思いますが、公式的には「未確認・未保証」とさせていただきたいと思います。

5.データベースは必要ですか?
いいえ、全く必要ありません。もちろん、データベースを使用されているサイトでも問題はありません。データをPerl内でどのようい取得されているかで難読化ができるとかできないとかの差異は生じません。弊社提供のライブラリをrequireしていただき、弊社提供の関数に引き渡せば、難読化された文字列が戻り値として戻ってきますので、それをprintしていただくだけでOKです。

6.難読化の処理にかかる時間の目安を教えてください。
弊社調べで、10KB(日本語漢字約5,000文字)のデータを難読化するのに、約0.15秒から0.2秒です。

7.SSL環境下での動作は問題ありませんか?
基本的に問題ないのですが、以下の点にご注意ください。

・プロテクトコードの作成時に、有料オプションの「IEのメニュー→名前を付けて保存」対策(税込み5,000円)をご利用になる場合、Windows2000のIE対策をするためには、弊社指定のiframeタグ:
<iframe width=0 height=0 style='display:none;'></iframe>
を挿入していただくことになっています。URL(src属性)の指定はありません。

ただ、このままですと、SSL環境で問題になります。URLを指定していない場合、HTTP扱いになるためのか、HTTPSのURLコンテンツの中に、通信が難読化されていないコンテンツが混じっているということで、下記のような警告が表示されます。



ただし、解決方法はいたって簡単です。

dummy.htmlなど適当なファイル名で、中身は空でもいいですので、ファイルを作成します。

そして、
<iframe width=0 height=0 style='display:none;' src="dummy.html"></iframe>
のようにしてsrc属性を指定してください。

これにより、ブラウザは、
https://(お客様サーバ名)/dir/dummy.html
にアクセスすることになり、異なるセキュリティゾーンのコンテンツが混在するという現象は発生しえません。警告は表示されないことになります。


8.インストールするのにルート権限は必要ですか?
いいえ、不要です。FTPソフトで、必要なファイルをアップロードしていただくだけで、インストールは完了します。

9.携帯サイト用に利用できますか?
いいえ、携帯サイト用にはご利用になれません。PC用ブラウザで閲覧された場合のみ動作します。

10.Macしか持っていませんが、Macでもプロテクトコードの作成はできますか?
プロテクトコードの作成に使うSHTMLは、Windowsアプリケーションのため、Mac端末では、プロテクトコードの作成はできません。

SHTMLだけのために、Windows端末を準備するというのも大変すぎるでしょうから、5パターン(「右クリック禁止+印刷禁止+テキスト選択禁止」など組み合わせを指示してください。)ぐらいまでのプロテクトコードであれば弊社で代行作成(無料)させていただくことも考慮させていただきますので、ご相談ください。

なお、Perl/CGIプログラムの作成はもちろんWindows/Macでも構いません

 ただし、機種依存文字の取り扱いにご注意ください。Mac固有の文字は、サーバサイドSHTMLで難読化する前からWindows端末で表示が化けするはずですが、サーバサイドSHTMLで難読化した場合、文字化けの範囲が広がる可能性があります。サーバサイドSHTMLがサポートする文字コードのうち、Shift_JISの文字セットとはCP932のことであり、X-Mac-Japaneseではありません。例えば、「ゔ」「ヷ」「㈰」はCP932には存在しません。これらの文字をShift_JISのPerl/CGIプログラムで利用される場合には、数値文字参照にあらかじめ変換しておいてください。

11.IISでも動作しますか?
はい、Windows Vista Home Premium + IIS 7.0で動作確認しています。IISでご利用の場合には、ご注意事項として、ライブラリーの読み込みの際には、絶対パスでパスを指定してください。これは、IIS全般の仕様です。

12.ScriptAliasを用いて、CGI-BINでCGIが動作するようにしていますが、「サーバサイドSHTML for Perl/CGI」を利用できますか??
はい、利用できます。ご注意事項として、ライブラリーの読み込みの際には、絶対パスでパスを指定してください。また、画像保護機能やPrintScreenキー対策をする場合に必要になってきますファイルはDocumentRootに設置するようにプロテクトコードを作成してください。

13.サポートしている文字コードは?
Shift_JIS(CP932)、EUC-JP(CP51932+補助漢字)、UTF-8をサポートしています。それ以外の文字コードについてはサポートにご相談ください。

14.韓国語や中国語のサイトでも利用できますか?
UTF-8で作成されている場合はOKです。しかし、EUC-KRやGB2312などはサポートしていません。


HTMLソース難読化用Perlライブラリ
「サーバサイドSHTML for Perl/CGI」
© 株式会社プランセスお問い合わせ